キッチンの水道から、突然水漏れが発生しました。
いつもは即修理業者に電話する我が家ですが、娘が生まれたばかりですから、今後はできる限り子供のためにお金を使いたいと考えています。
水回りは常に使用する場所でもあり、今後また同じようなことが起こるのは間違いありませんし、修理代も数千円は必要となりますから決して安くありません。
ここは父として夫として家族のために水漏れの原因を特定し、セルフで修理してしまおうと一念発起しました。
まずは何処から水漏れが発生しているのか、注意深く観察してみました。
すると、蛇口のハンドル部分は問題ないようです。
水が滴り落ちるのはパイプからのみで、特にハンドルを閉めた直後はすぐに水が止まらず、完全に閉めても暫くは水が流れ落ちてしまい、その後ほんの少量ですが水が流れ、ポトポトと一滴ずつ滴る状態となっていました。
パイプの奥の部分が怪しいのは間違いないため、水道の元栓を閉めたうえでパイプを外してみました。
使用した工具はポンププライヤー、と言ってもどこの家庭にもある俗に言うレンチです。
レンチを使ってナット部分を回すと、パイプは意外にも簡単に外れました。
外したパイプの接続部分を見ると、パッキンが付着していましたが、なんと黒い方のゴムパッキンがちぎれていました。
どうやらパッキンが老朽化により損傷してしまい、パッキンの役目をなさない状態となっていたようです。
キッチンを使う頻度が多いことも、老朽化を早めたのかもしれません。
水漏れの原因がパイプ根元部分のパッキンと判明したので、引き続きパッキンの交換作業となります。
しかし、インターネットで修理方法を確認したところ、ここで問題が発生しました。
交換すべきパッキンを用意していなかったことに気づいてしまったのです。
本来は交換部品を用意してから作業に入るのが正解ですから、皆さんは気をつけて下さい。
インターネット通販で購入すれば安く入手できたのですが、急に調達することになったため、近くのホームセンターでの購入となりました。どんなメーカーでも大丈夫だろうと思ったものの、念のため確認するとメーカーが違うと合わないことがわかり、九死に一生を得ます。
しっかりとメーカーを確認したうえでホームセンターで購入、今後のことも考え予備も一緒に買いましたが、2つで1000円もしませんでした。
この程度の値段なら、通販を利用しなくても近くのホームセンターで良いと思います。
帰宅後すぐにパッキンを取り替え、無事セルフでの修理が成功しました。
交換作業時間はわずか30分程度、費用も1000円未満です。
父として、夫としての株が上がった気がしました。