キッチンと言えば女性の縄張りという印象を持っている人も多いことでしょうが、我が家では二人が使う場所になっています。
子育て中なので妻が手を離せない時には自分が厨房に立って調理をすることもあるのですが、正直なところ我が家のキッチンは使いやすいものとは思えませんでした。
妻はどのようなキッチンでも慣れていますから、平気のようでしたが自分はどうにも馴染むことができなかったのでオーダーキッチンにしてみることにしたのです。
オーダーキッチンをねだるのは女性が一般的なのでしょうが、我が家の場合には逆で自分が妻に頼み込んでオーダーキッチンにしてもらいました。
調理をするのに不慣れな自分としてはそれまでのキッチンがいまいち扱いづらく、もう少しなんとかならないかなと感じていたのです。
お金がかかることなので使いづらさは我慢するべきところなのかもしれませんが、いつまでもストレスを溜め続けるのも気分の良いものではなかったので、思い切って妻に頼み込んで見ることにしました。
最初のうちはやはり予算のことでやめたほうが良いのではないかとすぐには賛成をしてくれなかったのですが、妻としても快適になるというのは魅力があったようなので最終的には了解をしてくれたのです。
普通の家とは逆の形でオーダーキッチンを導入することになったわけですが、導入をしてからは随分と快適になって良かったです。
ここまで快適になってくれるのであれば、導入をしたかいがあるというものです。
お金のことを気にして反対をした妻ですが、あくまでもそれは家計のことを考えての発言であり、最終的には受け入れてくれたのは本当に感謝をしています。
そして、自分のためにオーダーキッチンにしてもらったわけですが、結局使う時間が多いのは妻だったりするので、がんばって働いてくれている妻にもまた感謝の気持ちで一杯です。
家事をしながら子育てもして自分の時間が全く無いような状況にもかかわらず、不満ひとつ言わないので自分にはもったいなさすぎるのではと思ってしまうこともあります。
きっとやりたいこともたくさんあるでしょうし、夢もあるのでしょうがそのようなことを一切表には出すことなく、やるべきことをしっかりやってくれる姿には頭が下がります。
このまま迷惑をかけっぱなしでは行けないと思っていますから、自分としても快適になったオーダーキッチンにたって妻をサポートし、子育てに関してもいままで以上に力を入れていきたいと思っています。