家のことでできることは自分で行うというのは、鉄則ですが出来もしないことを無理にしようとするのは良いことではありません。
先日、トイレで水漏れが発生をしたので水道のパッキンの交換レベルで済むだろうと、自分で修理を試みようとしたのですが上手く行かずに、結局無駄に時間をかけてしまって骨折り損のくたびれ儲けをしてしまったのです。
場合によっては被害が更に拡大をしたことも考えられるので、業者に任せる時には業者に任せたほうが良いと実感した出来事でした。
トイレで水漏れをしていると妻に言われて見てみると、確かににじみ出るように漏れていました。
騙し騙し使うことが出来ないこともなさそうでしたが、水漏れを放っておくのは気持ちが悪いものですし、調べてみると修理もそこまで難しくなさそうで自分で修理をしてみることにしました。
水道のパッキン交換ぐらいはできるので、多少構造が違っても似たようなものだろうと思っていたのですが、いざ作業に取り掛かると全然違って状態は更に悪化をしてしまいました。
元栓のしめる場所を間違えてナットを緩めた途端水が吹き出したり、なんとか漏れている場所の部品を外すことに成功をしたものの溜まっていた水が溢れたりと散々でした。
外すことまでは出来たのですが、いざ外してみると水漏れをしている原因がわからず、元通りに戻すのも難しい状況になってしまい、ひどい状態になっていたのです。
これ以上は被害を拡大するだけだと観念をして、素直に業者を呼ぶことにしました。
業者を呼んで状況を確認してもらうと、中途半端な状態になっているトイレを見て何をしたか察したようでよくあることですと笑っていました。
おそらくこの言葉自体には嘘はなくて、自分みたいに余計なことをして被害を拡大させている人は多いのだろうなと思うと、恥ずかしいという気持ちと同時に同じことをしている人がいるというのは少しホッとしました。
その後修理に取り掛かってくれたのですが、自分が修理しようとした場所に関しては別に見当違いだったわけではなかったので、余計に工賃が発生するということはなかったのは運が良かったかもしれません。
作業を軽く眺めているとさすがに手際が良くて、あっという間に修理が完了したのでびっくりしてしまいました。
自分が一時間近くも格闘をして状態を悪化させてしまったものを、業者の人はわずか15分程度でしっかり直してくれるのですから、このようなことになるのであれば最初から素直に業者を呼ぶのが楽でしたし、正解でした。